ユーザーレビューアラート機能を構成するトリガーレビュー機能の機能概要・利用方法に関して説明します。
トリガーレビュー とは
トリガーレビューでは、任意の条件に合致するレビューが新規投稿・編集された際にアラートを送信します。
レビューの評価・レビューに含まれるキーワード・レビュー投稿者のアプリバージョンなどの条件を任意に指定することで、本当に対策するべきユーザーレビューの迅速な検知がリソースを割くことなく可能になります。
ご利用方法
トリガーレビューを利用するには以下の手順に従って設定をお願いします。
詳細のご利用方法に関しては以下をご覧ください。
機能説明・仕様
トリガーレビューの機能説明・仕様を説明します。
- ①トリガー条件名:
- 指定したトリガー条件名が表示されます
- ②トリガー条件:
- 指定したトリガー条件式が表示されます
- ③レビュータイトル(iOSのみ)・本文:
-
- 対象のレビューのタイトル・本文が表示されます
- ※レビュータイトルはiOSのみ表示され、Androidでは本文のみが表示されます
- 通知内では最大7行・300文字までが表示されます
- 対象のレビューのタイトル・本文が表示されます
- ④レビューへの返信リンク:
-
- クリックすることで、iOSの場合はApp Store Connect・Androidの場合はGoogle Play Consoleの対象レビューの返信画面に直接遷移することができます
- ※ASO Insightではレビューへの返信操作はできないのでご安心ください
- ⑤レビュー評価:
-
- 対象レビューにつけられた評価を示します
- 両OS共に星1〜5の範囲で評価がつけられます
- ⑥レビューの最終更新日:
- 対象のレビューが最後にユーザーによって編集された日付を示します
- 例えば、初回投稿日が2022年4月1日・最終更新日が2022年4月25日の場合は、2022年4月25日が表示されます
- ⑦同じ条件のレビュー一覧への遷移ボタン(Androidのみ):
- トリガー条件で指定した条件と合致する全てのレビュー一覧に遷移ができます
- ※Androidのみ対応
- ※同じトリガー条件のレビューは最大10件のみが「レビューの最終更新日」が新しい順に表示されます
配信頻度・条件
トリガーレビューの通知が配信される頻度・条件に関して説明します。
配信頻度:
- 指定した条件に合致するレビューが新規投稿・編集された場合、1日に1回通知を配信
- 例えば、4月25日・26日のうち26日に変動が発生した場合は、26日に1回通知が配信
- ※当日のユーザーレビューデータ取得時点での情報を元にした通知であるため、通知配信時点の表示情報と相違がある場合もあります
配信条件:
- 指定できる通知条件は以下の通りです。
- アプリ・通知配信先・国・言語の組み合わせごとに最大で3件の通知条件が指定可能です。
- 具体的なトリガー条件の設定方法に関してはこちらをご覧ください。
条件 | 説明 | 条件指定例 |
投稿レビューの評価 | レビューの評価(星の数) | 星3と一致する |
含まれるキーワード:タイトル | タイトルに含まれるキーワード(iOSのみ対応) | 「面白い」が含まれる |
含まれるキーワード:本文 | 本文に含まれるキーワード | 「面白い」が含まれる |
投稿者のアプリバージョン | レビュー投稿者が使用しているアプリバージョン | 1.1.0 |
レビューへの返信有無 | デベロッパーのレビューへの返信有無 | 有り,無し |
活用事例
トリガーレビューはマーケティング担当の方だけでなく、エンジニアやカスタマーサポートの方にもご活用を頂けます。
おすすめの鉄板通知条件に関して説明します。
活用シーン①:バージョンアップデート後のユーザーの評価を知る
- 目的:アプリのバージョンアップデート後にユーザーからどのような意見が上がっているのかを把握するため
- 対象者:プロダクトチーム・アプリエンジニア
- トリガー条件指定例:投稿者のアプリバージョンが「1.1.0」と一致する AND 投稿レビューの評価が 3 以下
活用シーン②:対応が必要なアプリの不具合を発見する
- 目的:ユーザーが多く声をあげているアプリの不具合を迅速に検知するため
- 対象者:プロダクトチーム・アプリエンジニア
- トリガー条件指定例:含まれるキーワード:本文が「バグ」 AND 投稿レビューの評価が 2以下
活用シーン③:ユーザーがアプリを評価しているポイントを知る
- 目的:アプリに対して好印象を抱いているユーザーがどのような点を評価しているのかを把握し、マーケティングメッセージ改善・プロダクト改善に活かすため
- 対象者:プロダクトチーム・マーケター
- トリガー条件指定例:投稿レビューの評価が 4以上
活用シーン④:対応が必要なユーザーの不満を検知する
- 目的:不具合などで不満を抱いているユーザーの声を検知して、離反前に迅速にサポートをするため
- 対象者:カスタマーサポート
- トリガー条件指定例:投稿レビューの評価が 2以下 AND レビューへの返信有無が「無し」
活用シーン⑤:全ての新着レビューを見る
- 目的:全ての新着・編集されたレビューを見るため
- 対象者:マーケター
- トリガー条件指定例:何も指定しない